ラプンツェルを手塩をかけて育てていた『ゴーテル』ですが、あなたは母性を持って対応しているように見えましたか?
本作のヴィランとして登場しており、愛情がないただの魔女で毒親として認識している方が多いと思います。
しかし、子育て中のあなたならわかると思いますが、18年間も子供を育てるって並大抵なことではありませんよね。
特に小さい子供の子育てには自己犠牲が必要で、自分の時間すら持てずに1日が終わることも珍しくありません。
この記事では、ラプンツェルに対してゴーテルは母性があったのか、本当に愛情を持っていないただの魔女で毒親だったのかを調べてみました!
ラプンツェルに対してゴーテルは母性があった?
ゴーテルはラプンツェルを誘拐・投獄したとはいえ、20年近くラプンツェルを美しく育てた張本人でもある。
私利私欲にまみれた存在ではあるけど、それ以外にも母性も兼ね備えたママヴィラン。 pic.twitter.com/dHICJRZBDp— 田舎のくま (@villan_love_87) October 30, 2018
ラプンツェルに対して、ゴーテルも少なからず母性や愛情があったのではないでしょうか?
若く美しくありたいという私欲の為とはいえ、自分を犠牲にしてまで18年間もラプンツェルに衣食住を与えていましたからね。
赤ちゃんから育てるのは相当な労力と忍耐力が必要で、いくら魔法の力が欲しくてもゴーテルに母性がなければ育てられないと思います。
しかし、ラプンツェルを18年も塔に閉じ込めて洗脳させていたことから、ゴーテルは母性や愛情のない毒親だといわれても反論できません。
では、どんな行為によって愛情がない毒親だと感じさせてしまっているのか、一緒に探っていきましょう!
ラプンツェルに対してゴーテルは母性や愛情のない毒親『監禁生活』
娘曰く。ヴィランの中で1番惜しいキャラはラプンツェルの偽母だと。
「16年もラプンツェルを精神崩壊させずに監禁し。良き母として信頼させて、しかも1度は外に出た後も塔へ戻りかけるほどマインドコントロール。他の悪役にまで心理戦で勝っている。あれ良い生き方で使ったら凄いのに」
だそうですw pic.twitter.com/31a8EuhR1k
— じゅんこ@不良仙人カウンセラー (@juncomaruoka) April 11, 2020
ラプンツェルを誘拐し、自分の私利私欲のためだけに18年間も監禁し続けたゴーテルの行動に問題があったのではないでしょうか?
世話をしてはいますが、母性があるというよりは、マインドコントロールで自分に従うように育てている様子も伺えます。
外の世界は怖いところだから守ってあげていると洗脳させ、魔法を利用して若返っている姿は欲望の塊でいかにも魔女らしい一面も。
ラプンツェルを利用して欲望を満たしている姿から、ゴーテルが母性や愛情をもってない毒親だと思われても仕方がないかもしれません。
ラプンツェルに対してゴーテルは母性や愛情のない毒親『最低限の娯楽』
ラプンツェル見てて思うけど、お掃除して壁に絵描いてギターに編み物に料理、ダーツ、バレエ、焼き物にキャンドル作り、ヨガと絵画に運動に裁縫でしょ(-_-)ラプンツェルってなんでもできちゃう系女子じゃん最高じゃん😚💓 pic.twitter.com/x0dduUAhsy
— ほーたん (@hochan89) October 9, 2014
ラプンツェルが読書・編み物・チェスなどで遊んでいるシーンから、ゴーテルが彼女に娯楽を与えていることから一見母性があるように見えます。
例えば、誕生日には3日もかけてラプンツェルの為に遠くまで絵の具を買いに出かけようとしたり、好物のスープを作ってあげたりもしています。
その様子からゴーテルには母性や愛情があるようにも感じとれますが、実際は部屋の中でしか自由に遊ばせておらず最低限の娯楽しか与えていません。
ラプンツェルが外の世界に目を向けないように娯楽を与えていたことからも、ゴーテルは母性や愛情のない毒親と呼ばれてしまうのでしょうね。
娯楽の中には、「筋トレマシーンがあったのでは?」と思うくらい、ラプンツェルの体幹や腕力が鍛えられている気がします。
ゴーテルは母性を感じさせることはなくても、ラプンツェルを守るために首や全身の筋肉を鍛えさせていたのかもしれません。
ラプンツェルに対してゴーテルは母性や愛情のない毒親『名前の呼び方』
ラプンツェルがスタビントン兄弟に襲われそうになるところをゴーテルが助けたシーン、実はこの時ゴーテルは真っ先にラプンツェルの髪の毛を心配してるんですよ
ゴーテルの目線に初めて気づいた時鳥肌立ちました #細かすぎて伝わらない映画の好きなシーン pic.twitter.com/BAwIzXgIqE— 彼方🎲🖤 (@Kanata_249) February 27, 2020
ラプンツェルのことを「お花ちゃん」と愛嬌たっぷりで呼んでいることから、ゴーテルには母性があるのでは、と感じてしまいませんか?
口コミにもあるように、一見”お花のような可愛い娘”という意味があるのかなと受け取ってしまいそうが実は違うようです。
「あなたは私の大切な子」とも発言していますが、実際には髪の毛しか触っておらず、魔法を持っている髪にしか興味がないのでしょう。
ラプンツェルのことを”魔法の花”として物のように扱っていることから、ゴーテルが母性をもって育てているとは考えにくいですよね。
自分のためにラプンツェルの髪の長さを『おかしい』くらい伸ばしているのも、ゴーテルから母性を感じない一面度だと思います。
ラプンツェルに対してゴーテルは母性や愛情のない毒親『塩対応』
『塔の上のラプンツェル』こんなにも母から娘へのモラルハラスメントを丁寧に描くとは思っていなかった。
ゴーテル「I love you very much,Dear.」
ラプンツェル「I love you more.」
ゴーテル「I love you most.」
娘に more って言われたから most で返すんですよ。
やなかんじだよ! pic.twitter.com/eKDJnap9qk— ナイトウミノワ (@minowa_) November 15, 2019
ラプンツェルが外の世界に出たいとお願いしてたシーンがありますが、ゴーテルはまともに取り合うことなくそっけない返事でした。
誕生日に夜空の光を見たいことを必死に訴えようとしているときも、「疲れた」と話を反らし聞く耳を持たない態度。
そっけない塩対応の後、母性をあらわに「あなたを愛してるのよ」と真剣に心配しているそぶりをされたらそりゃ反論できないですよね。
このように冷酷さと愛情を操ってラプンツェルを洗脳させていることからも、ゴーテルからはやはり母性を感じ取ることができないですね。
ラプンツェルに対してゴーテルは母性や愛情のない毒親という口コミ
ラプンツェルと魔女ゴーテルに関して「少なくとも娘として育てたのだから本物の愛情もきっとあった」説が嫌なのです。
愛情があろうとなかろうと自尊心を奪い人格を否定して育てるのは毒親です。
と言いつつも、私はこの母娘2人の幸せな思い出ばかり妄想してしまう。
この矛盾した心に根付くのは呪い。 pic.twitter.com/viIuolm4Dx— Eva (@cnntnst) May 13, 2018
ゴーテルが毒親なのかラプンツェルに愛情があったのかって話題、ゴーテルにいくら愛情が芽生えようがどうしようが、そもそもが誘拐犯で監禁犯なので毒親ですらないし擁護の余地一切ないと思うし、誘拐犯といっしょくたに語っても毒親の話も歪んでしまうんじゃないかと思ってしまう
— シェリー🌿Breaking Free🌸 (@shelly_711) May 2, 2020
#ラプンツェル
ゴーテルが毒親すぎて 毎回 引く…
ラプンツェルの人格全否定だし 自己愛は激しいし
たまに 歪んでるけどゴーテルなりに ラプンツェルを可愛がってた…とかいう意見あるけど……あれはどう見ても愛情無いと思うよ
さすがアメリカ、そういう一種の虐待を描くのも 上手いな— 丸吉吉善商店🪆🪆🪆🪆🪆 (@yoshizen_yuka) May 1, 2020
- 誘拐と監禁の犯罪者
- 人格を全否定
- 私欲のための道具としかみていない
ラプンツェルに対してゴーテルには母性や愛情がない毒親という意見には、上記のような理由がありました。
王女を誘拐・監禁までしている極悪な犯罪者なので、愛情なんてあるとは思えないですよね…
人格を否定し続けたあげく、外の世界は危険だと洗脳し、自分だけを信じるように育てているところからも私欲しか感じないです!
髪の毛をロープ代わりに使ったり、若さを取り戻すために使ったりしていることからも道具としか見ていないですよね。
ラプンツェルの人格を否定した上、人ではなく道具として利用している行動から、ゴーテルに母性や愛情はない毒親と呼ばれてしまうのでしょう。
ラプンツェルに対してゴーテルは母性や愛情があるという口コミ
塔の上のラプンツェルが好きなんですけどね(唐突
特にゴーテルが好きで、ゴーテルはヴィランズなんだけど、ラプに対して母性があったように思えるんだよね。
何だかんだでラプの為に画材買いに遠出したりさ、髪のためとは言え、それでも確かに愛情を注いでて。
そしてラプもゴーテル好きだよね。— ミゾ (@mizopy1) January 13, 2016
ユージーンがとにかく好きあと何気にゴーテルも好き。彼女にはラプンツェルに対する母性と愛情があったと信じてる派。だって18年間ですよ。あんなに素直で天真爛漫な子が育ったんだもの。私利私欲だけではない、きっと彼女なりにラプンツェルが可愛かった、はず。
— みき🤞🐯 (@m01614218) March 11, 2017
愛情がなかったら、いくら魔法の力欲しさでも一人の人間ここまで育てれないでしょ。シンデレラとかみたいに、最初からこき使うことだって出来たはず。ゴーテル自身も最後まで気づいてなかったのかもしれないけど、間違いなく彼女の中には母性愛が生まれてたよ…
— そらよし (@SoraDoOekaki) May 1, 2020
- すごく良い子に育っているから
- 料理や編み物を教えてあげているから
- スープや絵の具を買ってきてあげているから
先ほどとは逆に、ラプンツェルに対してゴーテルには母性や愛情があるという意見は、上記のような理由からでした。
ラプンツェルが真っすぐで“のびのびしたいい子”に育っているのは、ゴーテルに母性があって愛情を注いだかという見解もあるよう。
娯楽を与えたり料理や編み物を教えてあげたりしなくてもいいのに、与えていることから愛情があると勘違いしそうですよね。
他にもラプンツェルの頭にキスをしていたり、ケンカの後に好物のスープを作ろうとしたり、冷酷な魔女とは思えない場面もありました。
ゴーテルに母性や愛情が垣間見えるので、子育て経験のある私から見てもいい親ではないけれど毒親まではいかないのかもしれません!
まとめ
この記事ではラプンツェエルにゴーテルは母性があったのか、愛情がないただの魔女で本当に毒親だったのかを調べてみました!
私欲のためにラプンツェルの魔法を利用していたゴーテルではありますが、18年も育ててきた裏には母性と愛情があり、決して毒親ではなかったのでは?
今後”塔の上のラプンツェル”を観ることがあれば、ゴーテルの母性や愛情を気にしながらいつもと違う目線で観るのも面白いかもしれませんよ!
コメント