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竜とそばかすの姫はひどいイライラする?つまらないし子供に見せたくない?

竜とそばかすの姫はひどい 竜とそばかすの姫

2021年に興行収入66億円の大ヒットを飛ばした、細田守監督が手がけた竜とそばかすの姫。

田舎に住む普通の女子高生だった鈴が、ある日インターネット上の仮想空間Uに参加し、歌姫ベルとして人気者に!

一方で現実世界の鈴は幼いころに母親を亡くし、大好きだった歌が歌えなくなるというトラウマを抱え、父親との間にも溝が…

トラウマを抱えた鈴が、美しい仮想空間と現実世界を行き来し、さまざまな困難を乗り越え成長する物語です。

大変評価された映画ですが、ひどいとかつまらないといった感想もちらほら、中には子供に見せ宅内との声も。

そこで今回は、竜とそばかすの姫はひどいしイライラするのか、またつまらないし子どもに見せたくない映画なのか調査しました!

竜とそばかすの姫はひどい?

  • 子どもに見せたくない
  • 仮想世界の設定がわかりづらい
  • ツッコミどころが多い
  • 竜の正体がひどい
  • 美女と野獣に似過ぎ

竜とそばかすの姫がひどいと言われる理由で多いのは、仮想世界の設定やツッコミどころが多いストーリーです。

ほかにも竜の正体がひどい美女と野獣に似過ぎだという意見も。

反対に、ストーリー展開は引っ掛かるが、映像や音楽の素晴らしさが気になるところを吹き飛ばしているという肯定的な意見もあります。

どんな映画も賛否が分かれるのはよくありますが、竜とそばかすの姫ではさまざまな要素に否定的な感想を持つ人が多い気がしませんか?

では竜とそばかすの姫は本当にひどい映画なのか、細かくみていきましょう!

竜とそばかすの姫はひどいから子どもに見せたくない?

竜とそばかすの姫には、子どもに見せたくないかもしれませんが、大事なシーンがあります!

それは少女を助けるため、川へ飛び込んだ母親が亡くなるのを目の当たりにした鈴が、歌を歌えなくなるシーン

鈴は仮想空間で出会った竜の正体が、父親から虐待されている少年だと突き止めて、少年の住む東京へ!

鈴は現実世界で父親から少年を守ったことで、再び歌が歌えるようになりました。

鈴がもう一度歌が歌えるようになったのは、少年を守ったことで、少女を助けようとした時の母親の想いを理解したからでしょう。

竜とそばかすの姫で母親が亡くなるシーンは、鈴が母親の想いに気付くために必要なシーンだったのではないでしょうか?

竜とそばかすの姫は仮想世界の設定がわかりづらくてひどい?

竜とそばかすの姫の仮想世界の設定は分かりづらいかもしれませんが、すでに私たちの身近に存在している世界かも?

世界で50億人以上が利用するインターネット上の仮想空間U(ユー)は、1人に1つAs(アズ)という自分の分身を持ち、新しい人生を始められる世界です。

映画のキャラクターたちは仮想空間Uと現実世界を行き来し、ストーリーが展開します。

確かに“U”とか“As”と聞くと、意味が分かりにくいかもしれませんが、最近よく耳にする『メタバース』に似ていると思いませんか?

竜とそばかすの姫の仮想空間Uの設定は、現実に存在する『メタバース』の世界が進化したものだと考えると分かりやすいかもしれませんね♪

竜とそばかすの姫はツッコミどころが多くてひどい?

竜とそばかすの姫はツッコミどころが多いと言われていますが、意外と大事なシーンだと思います!

鈴が恵を父親の虐待から守るため、高知からたった一人で東京へ向かうシーンでの出来事。

友人や近所のおばさんたちは、単身で東京へ向かう鈴を引き留めることもなければ、着いていくこともしませんでした。

普通なら少女が突然たった一人で知らない町へ行こうとすれば、周囲の人は危険だと言って必ず止めに入るはず。

けれど、もし鈴が自分の母親と同じ行動をとらなければ、母親の想いは鈴に届いたでしょうか?

ご都合主義だと感じるかもしれませんが、竜とそばかすの姫のストーリーを成立させるためには大切なシーンだと思います。

竜とそばかすの姫は竜の正体がひどい?

竜とそばかすの姫は、竜の正体が鈴と関係の薄い人物でひどいという人がいると思いますが、結構悪くないかもしれません。

竜の正体は父親から虐待を受けている『恵という少年』でした。

50億人以上の中からたった1人を見つけ出すと考えると、意外と竜の正体は鈴のそばにいる人物だと思ってしまいそう……

けれどふたを開けてみると、恵は“ベル”の最初のフォロワーの兄で東京在住のごく普通の少年。

鈴と関係が薄くてガッカリする人もいるかもしれませんが、鈴の母親が助けたのも見ず知らずの少女でしたね。

竜とそばかすの姫で竜の正体が恵だったからこそ、鈴が母親のトラウマから解放され、再び歌が歌えるようになったのだと思いませんか?

竜とそばかすの姫は美女と野獣に似過ぎてひどい?

竜とそばかすの姫は美女と野獣に似過ぎているのではなく、オマージュ作品です!

細田監督は「若いころ美女と野獣を見たときから大好きになり、インターネット上の世界で美女と野獣を描いたらどうなるか」と話しています。

主人公の名前が“ベル”で竜は“BEAST”(獣)だったり、ベルと竜が城でダンスをするシーンだったり、美女と野獣そっくりの設定ですね♪

竜とそばかすの姫が美女と野獣に似ているのは、細田監督の美女と野獣に対する敬愛の念がつまった作品だと思います!

竜とそばかすの姫が美女と野獣のパクリで本当にひどい作品なのか、実はオマージュ作品なのか、確かめてみてください。

竜とそばかすの姫はひどくてイライラする?

竜とそばかすの姫はイライラするという意見が確かにありますが、人によって好き嫌いがあるのは仕方ないのかもしれません。

イライラする人の主な理由はストーリーに対する意見が多く、ストーリー展開が早くて分かりにくいといったものでした。

インターネットの問題や親子関係に虐待問題と問題を投げかけすぎて、映画を見たあと問題が未消化で終わったと感じた人が多かったのかも?

けれども、亡くなった母親の気持ちに気付き理解した鈴に感情移入し、涙した人が多いのも事実。

見解が割れる竜とそばかすの姫ですが、仮想空間Uの美しさや歌声の素晴らしさは見る人の心を奪ったに違いありません!

竜とそばかすの姫がひどいという声

竜とそばかすの姫を見た人たちのSNSでの反応はどうでしょうか?

確認すると、「ストーリー設定がたまらん」とか「好きな要素がいっぱいあって面白かった」などの感想がありました。

ひどいと思われていた仮想世界の設定や竜の正体は、作品にとって大事な要素だと好意的に受け止めているよう。

また美女と野獣のオマージュ作品だと分かって、竜とそばかすの姫のストーリー展開を楽しんで見た人もいたようでした。

竜とそばかすの姫を見て否定的な感想を持つ人もいますが、細田監督の想いをしっかり受け止めている人も多かったようですね♪

まとめ

今回は、竜とそばかすの姫はひどいしイライラするのか、またつまらないし子どもに見せたくない映画なのか調査しました!

竜とそばかすの姫は賛否が分かれる映画かもしれませんが、映像は見る人を魅了し、音楽は聴く人の心に響く素晴らしい作品だと思います!

美女と野獣のオマージュ作品でもあるので、似ているところを探しながら映画を見るのも面白いかもしれませんね♪

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